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おなごとめまい。その①


こんにちは。ひだまり堂の中島です。


季節の変わり目のせいか、気候が安定しませんね。

涼しくなったなぁ~と思った次の日にはまた蒸し暑くなったり・・・

クーラーを入れるべきか否か。ひだまり堂も毎日葛藤しております。


さて、こんな気候のせいか不調を訴えられる患者さんも多く、そんな中でも「最近増えたなぁ~!」と感じる不調があります。それは・・・


めまい


めまいって、脳疾患でも出たりするかと思いきや、ちょっとした貧血や自律神経の不調、栄養不足でもでたりするので、意外と経験がある方も多いのではないでしょうか?

患者さんの中でも「ちょっとふらふらする」という方から「ぐるぐる回って動けないので救急車を呼んだ」という方まで色々です。

実は女性とめまいは切っても切れない厄介な関係だったりします。特に閉経前後のいわゆる更年期の時期は特にめまいが現れやすいです。それはなぜかというと、女性ホルモンである「エストロゲン」が深く関わってきます。


更年期になると、生理周期が乱れ、卵胞も消失し、排卵もなくなってくるので女性ホルモン「エストロゲン」の生産が急激に減少してきます。エストロゲンを必要な時に分泌するように指示を出すのが脳にある「視床下部」という部位。実はこの視床下部はとっっっても大切なところで、みんな大好き(?)自律神経の調節も担当しているすごいところなんです。


エストロゲンの生産が減り、分泌も減ってくるとその変化に視床下部はパニックを起こします。


『え?急にエストロゲンの量減ってない?こんな急激な変化大丈夫なん?』


といったところでしょうか。体は急激な変化に弱いので、そのあたり視床下部は敏感に感じ取るのですね。エストロゲンの変化にパニック状態の視床下部。エストロゲンが気になってしょうがない!他にやるべき仕事もあるのに手につきません。


そう、自律神経の調節がおろそかになってきます。


するとめまいや頭痛、ホットフラッシュや疲労感、冷え、イライラといった様々な更年期症状が現れてきます。


更年期に起こるめまいは自律神経の影響と、それに伴う血圧変動の影響が大きいといわれています。もちろん更年期でなくても女性ホルモンのバランスはよく乱れることがありますから、女性はめまいを起こしやすいといえますね。


対策としてはイソフラボンを含む大豆類を積極的に摂取することや、生活習慣を整えることなどが大切です。比較的押しやすいめまいに効果的なツボもご紹介!


【完骨~かんこつ~】

耳の後ろにある出っぱている骨のしたの方にあるくぼみに取ります。

ここを優しく押してみてくださいね。




次回のめまい特集は「東洋医学的にみためまい」をご紹介する予定です。

東洋医学的にみためまいも結構細かく分類されていて、とっても面白いですよ。

ご期待下さい♪


ひだまり堂は今週22日(木)と23日(金)は連休となります。

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