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美容鍼灸のあれこれ【しみ・くすみ編】


こんにちは。ひだまり堂の中島です。


今日はすっかり春の陽気でぽっかぽかですね♪

しかし朝と日中の温度差が10度もあると体がちょっとしんどい・・・

5度以上だと「脳卒中」のリスクも上がるとか。暖かくなって過ごしやすいからといって薄着でお出かけになるのは要注意です!しっかり朝晩の気温もチェックしてお出かけしてくださいね♪


さて、今日は久々に「美容鍼灸」のお話。

日差しが強い日が増えてくるこれからの季節に気になるのは「紫外線」ではないでしょうか。

実は日焼けが気になるのは春~夏の季節ですが、紫外線の影響を受けて出来た「しみ」が気になりだすのは夏を越えた冬の季節です。同じく寒さで結構不良となって現れる「くすみ」が気になりだすのも同じく冬。当院に美容鍼灸を受けにいらっしゃる方も、冬場の方が「しみが気になる・・・」というお声をよく耳にします。これからの季節は新たな「しみ」の原因を吸収してしまう季節。今ある「しみ・くすみ」を撃退して、暖かい季節を迎えたいものです。


ということで今回は「しみ・くすみ」に対する鍼灸治療のあれこれをご紹介しようかと思います!

「しみ・くすみ」のお悩みの方はもちろん美容鍼灸のメニューを選ばれてご来院頂く方が多いのですが、実はオススメのメニューは「全身はり灸治療+美容鍼灸」です。これは全ての美容のお悩みにも言えること。というのもお顔は体の内部の状態がとても現れやすいところで、お顔のお悩みでも実は体の中が原因!とうことも少なくありません。こういう方は体の中をしっかり整えない限り、美容鍼灸の効果が表れないこともあります。

特に「しみ・くすみ」は女性に多い体質である「瘀血(おけつ)」から来ている事が多いので、体を整えて気血の巡りをよくしていくことはとっても大切です。美容鍼に加えてどのようなツボを加えていくのかを簡単にご紹介します。


◎まずは瘀血を改善しよう!

瘀血とは、体に古くなった血が溜まってしまっている体質を言います。月経がある女性にはとても多い体質で、冷えや生理不順、PMS、むくみや不眠など多くの不調をきたします。瘀血は「しみ・くすみ」をはじめ、顔色の悪さやクマの原因にもなる美容の大敵です。まずは瘀血を改善して全体の血流をよくしていきましょう。


瘀血におすすめなツボ

【血海(けっかい】【太渓(たいけい)】【三陰交(さんいんこう)】


◎顔への気のめぐりを改善

瘀血が改善してくると体全体へ血がめぐってきます。そこでさらに次のツボを加えると気のめぐりも良くなってさらに効果的です。


【太衝(たいしょう)】

筋肉の働きを高め、全身の気のめぐりをよくする。

【合谷(ごうこく)】

顔や目の気のめぐりをよくする。

【光明(こうめい)】

目周囲の気血のめぐりをよくする。

※光明は初出しツボな気がしますので、つたない絵で恐縮ですが、取穴法を載せておきますね。





◎仕上げは気になるところへ散鍼(さんしん)!

お顔全体の鍼と、上記のツボを体質にあわせてプラスした後、最も気になる「しわ・くすみ」の部分には、散鍼といって、鍼先を「しわ・くすみ」の周りを小刻みに突っつくようにする手法を行います。これをすることで肌のターンオーバを正常化し、肌の再生を促していきます。



このように、お顔の鍼に加えて体の中から気血のめぐりをよくしていくことが「しみ・くすみ」改善への近道です。もちろん「全身はり灸治療+美容鍼灸」をしていただくのが一番ではありますが、美容鍼灸メニューの範囲で1~2カ所+αのツボを使わせていただくことも可能です。その際は特に必要と思われるツボを選ばせていただきます。


よく「しみ・くすみは鍼じゃどーにもなりませんよね?」

というお声を聞きますが、そんなこたぁございませんよ!

今からでもこの冬ケアし損ねた「しみ・くすみ」がありましたら、是非ひだまり堂へお越し下さい♪

ご来院お待ちしております♪

そしてこれからの季節、日焼け止めは忘れずに。


※お知らせ※

3月19日(金)、20日(土祝)は休診致します。

ご予約はHPからお願い致します。




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