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鍼灸がテレビに!!!


こんにちは!ひだまり堂の中島です。

9月ももう後半。ひだまり堂のあるときわ台では、22日・23日でお祭りがありました。このあたりでは一番大きなお祭りで、大変な賑わいをみせていました。

秋のお祭りが終わると、いよいよ冬の気配を感じてしまいます・・・。

今年も残りあと3ヶ月ちょっと。そろそろ今年のやり残したことチェックをしていかなくてはいけませんね。

さて、昨日の夜は鍼灸関係者の方ならば、少しざわついたのではないでしょうか?

私はざわつきました。といいますのも、とあるテレビ番組で東洋医学について取り上げた番組が放送されたからです!2時間ほどの番組で、その中で鍼灸について1時間程取り上げられ、母校の大学の先生も出演されていたりして、鍼灸師としてはなんだか嬉し恥ずかし(?)といった心境でございました。

まだ鍼灸をしたことがない方、鍼灸の経験がある方どちらの方が視聴しても、なかなか面白い内容だったと思います。普段治療に当たっている中で、鍼灸がなぜ効果があるのかというお話は、「血流がよくなります」や「筋肉が緩みます」「このツボは○○に効果があります」ぐらいのお話しをさせていただくことが多いですが、これは本当に簡潔な話。鍼灸の効果をしっかり知ろうとすると、とても奥深く、かなりマニアックな世界に入ってきます。それを治療の現場で話そうとすると、お一人の治療時間の中では限界があり、また、なかなかすぐには理解できない内容も多いと思います。昨日の番組の様に、映像とわかりやすい解説があると患者さんの立場からでも鍼灸とはこういう仕組みで効くのか!とすこーーしわかっていただけるのかな・・・と思いました。我々も現場でじっくりとお話しできれば良いのですが、なかなか・・・!努力します。

「ただ何となく効く。」ではなく、「こういう効果があるから効いている」「この症状があるからここに刺す」我々は一本の鍼・一か所のお灸に意味をもって行っています。無駄に行う鍼やお灸はありません。患者さんと少しでもその部分を共有できれば・・・などと日々思っていたりするのです♪

世界の鍼灸も少し取り上げられており、個人的にたいへん興味深かったです。

アメリカの軍隊で隊員の方に不調にあわせて耳鍼を施術していたり、

アフリカでは結核の患者に対して足三里へのお灸がすすめられている!!とのこと。

アフリカの人々が丁寧に自分の足にお灸をすえる画はなんとも不思議な感覚でした。医療費が満足に確保できない国や、薬の供給が追い付かない地域でお灸の治療が広まっているとのこと。データを見るとお灸だけでかなり結核の症状が緩和されているのがわかります。(画像参照)鍼灸のすごさと気持ちよさは世界共通なのだなーと嬉しくなりました♪

これからも鍼灸がもっと身近で、辛い症状で苦しむ方々の助けになれればいいなと思います。そのためにも私たちのように治療の現場の人間、そして番組にご出演されていた様な大学で研究されている先生方、すべての鍼灸に関わる人が努力し、協力していかなければいけません。

今回の様な番組が今後もっと増えてくれたらいいなぁ~!シリーズにしてくれないかなぁ~!!なんて思いました。でもかなり嬉しかったです♪

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