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明日からGWだっ!~あと五月病と髪の毛の話~


こんにちは。ひだまり堂の中島です。


ここ数日は天気が不安定で、体調を崩されている方も多く見受けられます。

せっかくのゴールデンウィークですが、ここは一つ、4月の気候にやられた体の回復に努めてみてはいかがでしょうか?緊急事態も発令されていますしね。


気が付くと5月。5月といえば「五月病」

五月病については昨年も詳しく書かせて頂いたかと思うので、さらっといきます。

五月病の人が当てはまりやすい中医学的な病証としては「血虚(血液不足)」

冬の間溜め込んでいた「血」が、春になり暖かくなると一気に全身を巡りだし、肝に蓄えていた血が不足し「肝血虚」となります。肝は情志を司っているので、感情をうまくコントロールできなくなり、イライラしたり落ち込んだり、気持ちが不安定になってきます。


そこへ4月からの疲れの蓄積による「気虚」、新しい環境や新生活によるストレス「気滞」が重なり五月病へまっしぐらになるわけです。


他にも肝の血液不足になると、かすみ目や疲れ目、こむら返り、不眠、肌や髪の毛の乾燥、髪の毛が抜けやすい、爪が割れやすい、立ちくらみ、めまい、動悸、不安感など・・・

といった症状も出てきます。女性は毎月生理があるせいか、血虚症状に陥りやすくなっているので注意が必要です!ご自身は血不足になっていないか、是非チェックしてみて下さいね♪


私自身も最近、くせっ毛ということもありますが髪の毛がなにやらパサパサしてきた気がして、

血虚注意報が発令しております。

そういえば、髪の毛って東洋医学では

「血余(けつよ・ちあまり)」

と言います。血の余りということもあり、全身に血が十分に巡り、なおかつ血がまだまだ余っていると、髪の毛にも十分な血が巡ることでツヤのある健康的な髪の毛が生えてきます。

逆に血が不足していると抜け毛や白髪が増えてきます。産後に抜け毛が増えるのも、出産による血の不足によるものです。


もう一つ忘れてはいけないポイントは「腎」です。

髪の毛は五臓の「腎」とも関係が深く、腎が弱っている状態「腎虚」でも髪の毛が抜けたりしてきます。腎の機能は老化(40代頃から)に伴って次第に低下し、精の蓄えが減少し、血流も悪くなります。

年齢を重ね、髪の毛が薄くなり、白髪が増えてくるのもこの腎虚が関係してくるのですね。


つまりは、髪の毛を健やかにするためには、「血」「腎」を補っていくことが大切ということです。

髪の毛は若若しい印象を与えるポイントの一つですので、気になる方は「血」と「腎」に注目してみても良いかもしれません。


さて、ひだまり堂も明日からゴールデンウィークをいただきますが、ここでぐーたらしすぎると、連休明けの治療に差し支えてしまいますので、規則正しく、5月らしい養生をしながら、ゆっくり休みたいと思います。


お休み中のご予約はHPからお願い致します!

※5月3日~6日までお休みを頂きます。



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