足汗と冷え

こんばんは。ひだまり堂の中島です。
今日は午前中、雪がちらつきましたね。
東京都心ではこの冬初でしょうか??
秋ごろから雪が積もる事を想定して、スノーブーツを新調していた身としましては
「やっと降ったか・・・」
という心境です。積もったら積もったで厄介なのですが・・・
この冬は暖冬といわれた通り、例年に比べるて暖かかったですね。
でも実は1月~2月が一番寒いとも言われております。
まだまだ油断できない時期が続きますので、冷え対策は引き続き気を引き締めていきましょう。
さて今日は最近悩んでいる方をよくお見受けする
「足汗」
について少しお話ししようかと思います。
「足が冷えてるのに足汗はすごくかくんです!」というお声をよくお聞きします。
汗と聞いてイメージするのは暑い夏の日や運動中、体が温まった時にかくイメージが強いですよね。それなのに足汗って結構冬の方が気になる様な気がしませんか?靴をぬいでフローリングを歩くと足の跡がくっきり・・・なんてことはないでしょうか?
身体は冷えているのに汗?どういうこと??と思われている方が多い様です。
冷えているのに足汗はなぜかくのか?
今日はそんな小話です。
そもそも足裏には様々な働きがあり、体温調節や熱の発散、水分調節など身体にとって重要な機能を担っているので、よく汗をかく場所であり、心臓から離れているので元々冷えやすい場所でもあります。足裏が冷えると、人間は恒温動物なので体温を一定に温めようとする働きがあり、足裏を温めようと血液を足にたくさん送ります。同時に体温が上がりすぎない様に調節するために足裏から汗を出すことで温度調節しようとします。これが冷えているのに出てくる足汗の正体です!
この時この汗がうまく蒸発できない服装や靴を履いていると、足裏に残った水分でさらに足が冷えてしまい、また温めようと血液を送ろうとして足汗が出る・・・という悪循環がうまれてしまうのですね。この結果、じっとりと足汗をかいたキンキンに冷えてしまった足ができてしまうわけです。
また、体が冷えると水分の排泄がうまくできず、むくみの原因となる余分な水分が溜まってきます。そうすると、足裏がせっせと身体を良い状態に戻そうと発汗を促します。
これも足汗の原因の一つ。
つまりはやはり
「冷え」こそが足汗の原因の一つ!
体を冷やさないことはもちろんですが、足汗をべっちょりそのままにしないことも大切です。汗を吸収しにくい化学繊維でできた靴下ではなく、麻やウール、シルクの素材がおすすめ。また、普通の靴下よりも5本指靴下のほうが足汗をしっかり吸収してくれます。靴下も素材や形が違うだけでかなり足の冷え方が変わってきますよ。
なにはともあれ、冷え体質は女性の身体にっとて大敵!体質からしっかり改善させていくことが大切です。足の冷えや水分代謝に効くツボは以前にもご紹介したと思いますが、またのせておきます。足冷えを撃退すれば足汗もなくなってくるので一石二鳥ですよ♪お灸や寝る前に手でツボ押しするのがおすすめです♪
自分でやるのは面倒!というかたは是非ひだまり堂へ♪全身しっかり鍼とお灸をしてむくみ・冷え知らずのお身体をつくっていきましょう!

三陰交・・・内くるぶしの一番高いところから上に指4本上がったところ。
太けい・・・内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。
太白・・・足の親指を曲げてできるかかとよりのシワ。
大都・・・足の親指を曲げてできる親指よりのシワ。