意外なハッカ油の新事実。

こんにちは!ひだまり堂の中島です。
昨日は真夏の様に暑く、気持ちよく晴れていたので
「もしかして、梅雨・・・明けた!?」
と思いましたが、まだ違ったようで。
明日から局地的な大雨と雷雨に警戒。だそうです。
梅雨っていつ明けるの!?もう8月になってしまうけれど!!
待ち遠しい限りです。
さて、ムシムシと湿度の高い日が続いており、日ごとマスクの暑苦しさにイライラしてしまっている私ですが、一応対策はしています。
その一つがこれ↓
ハッカ油スプレー

患者さんの治療に入る前にマスクにひと吹きしています。スーッとした清涼感と冷感のおかげで、吹きかけた後30分間くらいは口まわりがすっきりして良い感じです。もって30分くらいですが、気持ち的にだいぶ違います。特に暑い日は身体にもシュッとひと吹きすることも。
そんなこんなで私は毎年北海道の祖母の家へ行った際はハッカ油を買って帰るくらい、夏場に重宝しているわけなのですが、先日驚くべき事実が発覚しました。
というのも、患者さんの中にハーブやアロマに詳しい方がおりまして、その方が所属している日本メディカルハーブ協会なるものから年4回くらい、ハーブについての冊子が送られてくるらしいのです。ひだまり堂でも今月「ハト麦&レモングラスティー」を提供している様に、たまにハーブティーを出す程度ではありますが、ハーブの世界にも興味があるわけです。その気持ちが伝わったのかはわかりませんが、その方が今月送られてくる冊子を貸してくださいました!
ハーブともなるとなかなかおしゃれな内容で、作ってみたいハーブティーや知らなかったハーブなどの情報も満載でなかなか興味深い内容だったんですよね。
しかしそこに気になるトピックスが・・・
「ペパーミント芳香浴およびメンソール塗布による清涼感と体温調節応答への影響」
ほう。まさに私がやっている事ですね。
その記事を熟読すると、なかなか面白い研究結果が書かれていました。
というのも、夏のオフィスなどでの平均室温とされる28度湿度50%環境においてのペパーミント芳香浴は、体感温度の低下がみられ、発汗などの体温調節応答(汗をかくと体温は下がる)への影響は示されなかったのですが、ちょっと暑いなぁ・・・と汗ばんでしまうくらいの室温32度湿度60%の環境下では、体感温度の低下は同じように見られるのですが、汗がかきにくくなる。つまりは体温調節応答が低下した。とのこと!
つまりまとめると、「ペパーミントやハッカの芳香浴および皮膚表面への塗布は、冷感を得られて気持ちよく、涼しく感じますが、それは体温が下がったわけではなく、実際は汗をかくような環境下では汗をかく反応が低下するので、体の深部体温は上昇するリスクがありますから注意して使いましょうね。」ということでした。
そうだったんだーー!
皆さん知ってまいたか?私は初耳だったのですが・・・
私、夏の寝る前も枕や寝間着にスーッとするスプレーを振りかけたり、ハッカ湯につかったりするのですが、それって汗を抑えて熱を体にこもらせてしまっていたんだなーとびっくりしてしまいました。逆に夜中の熱中症リスクが上がっちゃう恐れもあるってことですね。なるほど。
ハーブって今結構身近で、簡単に手を出しやすいのですが、今回お借りした冊子を読むと、ハーブによる危険症状などの事例も載っており、身近だけれど民間療法に使うくらい効能があるものもあるので、きちんと知識をもって扱うべきものなのだなと再確認しました。無知ほど怖いものはありませんからね。

ということでひだまり堂も、お茶を皆様に提供するからにはより深くそのお茶の事を知り、安心して飲んでいただけるように精進したいと思います。ひだまり堂オリジナルブレンドティーとか出しちゃったりして・・・♪(笑)
明後日から世間は4連休ですね。皆さんお出かけはされるのでしょうか?
ひだまり堂も22日(木)23日(金)は連休を頂きます。ご予約はHPまたは@コスメサロンにてお願い致します!