季節の変わり目に多いギックリ腰!
みなさんこんにちは、ひだまり堂の砂生です!
ながかった緊急事態宣言も解除になりましたね!
ひだまり堂もまた通常通りの診療は初めて行こうと思います。
受付時間を短くしたり、はじめての方の受付をいったんしめていましたが
通常通り受け付けていきます。
長い自粛生活によりたまったお疲れもあると思いますので、お困りのことが
ありましたらお気軽にご連絡ください^^
といっても、まだコロナが0になったわけではありませんので
換気や消毒を徹底して細心の注意を払って診療を行っていきます。
また、ご来院される皆様も手洗いやうがい等のご協力をお願いしておりますのでご来院の際はご迷惑をおかけいたしますがご協力どうぞよろしくお願いいたします。
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今年はコロナのこともありバタバタとしている間にいつの間にか
季節は移ろってもうすぐ6月ですね。
季節の変わり目なのもあって毎日の寒暖差が激しく、体調を崩しやすくなる時です。
ひだまり堂にも急に寒くなった影響でギックリ腰になってご来院された方が何人か
いらっしゃいました…。
普段とは違うリモートワークで身体が凝っていて、冷えた拍子にギックリ…
なんていうことも…
もちろんそんな時は是非、はり灸院にご来院いただけたらと思うのですが
こんな世の中や痛みが強くなかなか来院できないという方も多くいらっしゃるのでは
ないかと思いお家での応急処置の方法をまとめました!

ギックリ腰とは、患部の腰の筋肉に疲労や過緊張状態がたまっているときに、普段とは違う動作や重いものを持った時に筋肉が負荷に耐えられず損傷し急性の炎症を起こしてしまっている状態です。
この炎症をなるべく抑えてあげることで経過の良しあしが決まってきます。
怪我などによって起こる急性炎症にはRICE処置(ライスと読みます)が効果的です。
RICE処置とは、安静、冷却、圧迫、挙上、の4つの処置を行うことです。
はじめのうちは動けるからと無理をしてしまうかもしれませんが、できたら無理に動かずに安静にすることが大切です。
また、患部を温めるのか冷やすのかでよく迷われる方がいますが、ギックリ腰になりたての時はアイスノンなどや冷シップで冷やすように心がけましょう。
たまにお風呂でしっかり温めるという方がいらっしゃいますが、発症して2~3日は炎症を悪化させてしまう危険性があるためあまり温めないようにして下さい。
圧迫とは、コルセットなどを巻いてあげることですが、これはどうしても動かなければいけない時などに使い、横になって休める場合は巻かなくて大丈夫です。
挙上とは、本来患部を心臓より高く持ち上げることですが、腰は心臓より高くするのは難しいため足の下にクッションなどを入れたかくして安静にしてください。
ただし、人によってはこの態勢がきつい方がいらっしゃいますのでその場合は無理をせずに横向きに寝るなどして対処してください。
以上のことを気を付けた姿勢が、図にある人の絵のような態勢になります。
足を高くしあおむけで寝て、腰である患部を冷やしてあげます。この時、腰は冷やしてあげますがお腹側はホットパック等で温てあめげる効果的ですやってみてください。
そして、もう一つ気を付けていただきたいのがギックリ腰と似た症状で椎間板ヘルニアというものがあります。
椎間板ヘルニアとは、背骨(椎骨)の間にクッションを役割をする軟骨(椎間板)が衝撃により飛び出したものです。
腰の背骨の近くには、足に向かって走る神経がたくさん存在しています。
その神経を飛び出したクッションが刺激してしまうことで、強い痛み、足へのしびれを発症している場合があります。
椎間板ヘルニアに対してはり灸治療は効果的ですが、動けないほどの激痛や強いしびれがある場合は一度病院へ受診をお勧めいたします。
こんな時だからこそ、お家での応急処置が必要なこともあるかと思います。
自分で何とかしなければならない場合、是非試してみてください。