夢と心とからだ
こんばんは。ひだまり堂の中島です。
私事ですが、最近「夢」をよく見ます。
それもなかなかリアリティーのある夢で、起きた時にびっくりしたり疲れてしまうほど内容のつまった夢です。
それだけならまだしも、数日前は姪っ子が迷子になり探し回る夢を見たのですが、なにか引っかかったので姉に「こんな夢を見たから目を離さないように気を付けて~」
とメールしたところ、なんとその日迷子になったとの報告を受けました。(笑)
ん?予知夢!?なんだか少し怖い・・・(汗))
仕事や治療の事を考えることが多いせいか、治療中の夢もよく見ます。
しかしそんな時は決まって治療があまり上手くできなかったり、トラブルが起こったりとあまり良い夢ではありません。これは何かの警鐘か!?とそんな夢を見た日はより注意深く治療にあたるようにしております。
「夢」を見る原因としては諸説あります。意識と無意識とがうまくつながっていない為その歪みが夢となって表れる。脳が休んでないから。前日の記憶の整理などなど・・・なんにせよ「心が疲れている」または「体が疲れている」時によく見やすいとか。
では東洋医学ではどうでしょうか。
東洋医学で「夢を多くみる」のは五臓の「心」の異常を示す症候です。
「心」は思考や記憶、精神状態をつかさどるとされており、脳とも深い結びつきがあるといわれています。心に以上がきたすと意識や知覚が異常になり、正しい判断や記憶ができなくなってきます。
「心」の変調により、こころの活動リズムがくずれると、休むべき時に神経が休めなくなってしまい、寝つきが悪い・夢をよく見る・寝てもすぐ目が覚めてしまう・寝ても疲れがとれないといった睡眠障害が起きてしまうということです。
やはり東洋医学でも「心」が関係してくるのですね。
「心」の変調は心そのものの変調にだけによるものではなく、心の中の血の流れが悪くなって起こることもあります。その為全身の血の流れを日頃から良くしておくことは、こころや思考の異常を起こさないために、そして良い眠りのためにも重要な事なのですね。ほんとうに「血のめぐり」って大切だ・・・!
「あれ?それじゃあ中島先生・・・心が病んでいるの!?」
ご安心ください。少々疲れがたまっておりますが、心は病んでおりませんのでご心配なく(笑)もともと夢を見やすいタイプでもあり、現実と夢がよくリンクしてしまうことが多いのですよね。寝る前に一日を振りかえることが多いのも要因の一つかもしれませんね。普段何気なく見ている夢ですが、体の調子を表しているものの一つだと思うとなかなか興味深いですね。
夢をよく見る方は最近お疲れ気味なのかも!?ぜひ心と体を一休みさせてあげてくださいね♪
さてさてもうすぐ大型連休!4月のあわただしさ真っ只中かと思いますが、連休に向けてもうひと頑張り!頑張っていきましょう♪ひだまり堂の連休中のお休みはHPにてお知らせしております。宜しくお願い致します。