東洋医学をちょっと掘り下げて




こんにちは、ひだまり堂の砂生です。

鍼灸治療というとまず皆さん、何を思いうかべるでしょうか?

最近は東洋医学のことがテレビで取り上げられてきたため

どういうものか見ることもあるかと思います。

が、それでもまだ「痛そう、熱そう、怖い、未知…」

などなどマイナスイメージだったり、何をしているのかわからない

そう思っている方が多くいると思います。

私自身、鍼灸を学び始めた当時、馴染みがなさ過ぎて苦戦し、とにかく

ひたすらに用語やツボを暗記しました。

というわけで、皆さんにとって未知なのはしょうがないと思うのですが

せっかくならもう少し鍼灸、東洋医学に興味を持っていただけたら嬉しいなと思い

のんびりですが、時々ブログでそのことを細々書いていきたいと思います。


鍼灸治療の起源は昔、昔遡ること紀元前漢の時代の中国で黄帝内経素問・霊枢という書物ににまとめられました。

それぞれ、基礎理論と臨床についてが書かれており黄帝が名医に日頃の疑問をこれってどういうことですか?と質問する形でまとめられています。

(余談ですが昔、養命酒のCMで女性が7の倍数で体の変化が起こるという考えの理論は黄帝内経素問

上古天真論に書かれていることからきています。)

この2つに書かれている理論は一貫していて、中国の哲学思想である陰陽五行説を基盤にしています。

皆さんも陰陽論、五行論は耳にしたことがあるかもしれません。

陰陽とは、「片方があり、はじめてもう片方が存在する」という森羅万象、宇宙の根本理念です。

医学においては、虚実や寒熱、表裏、臓腑、などなど陰陽を配当して人体の生理、病理を説明しています。五行説では、宇宙の五大要素、木・火・土・金・水を人体の臓(肝・心・脾・肺・腎)、腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱)、感情(怒・喜・思・憂・驚)、感覚器(眼・舌・唇・鼻・耳)などに配当されています。

そして、この五行には相生、相剋、という関係によって生理が行われていると説明しています。

この関係については陰陽師の五芒星をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

これらの陰陽五行の均等が取れた状態が健康であり、正気や邪気の乱れによってバランスが崩れた状態が病気になると考えられています。

これらのアンバランスを診断するために、望、聞、問、切の診断があります。

望とは、見ること。顔色や動作などなど状態を確認することをさします。

聞とは、聞く、嗅ぐこと。声音や体臭などをみます。

問とは、体の状態についてお話を伺うことです。

切とは、脈診や腹診、舌診のことで触って体の状態をみます。

脈診や腹診、舌診というのは陰陽五行のバランスの状態をみるための行為なのです!

つまり、私たちは陰陽五行に当てはめた体の状態を見ることでどこでどのように体に異変が起きているのかを見つけていきます。

そして、見つけた異変を鍼灸や漢方を用いてアンバランスを回復させるために行います。


難しいことはさておき、鍼灸や漢方では陰陽のバランスをとるために行っている行為になるということですね!

東洋医学の長所である、全体をみて自然治癒力の回復というのはこういった考がもとになっています。


細かくしていくとややこしくなってしまうのと、文章が苦手なためお伝えするのが下手で申し訳ないのですが、今日は東洋医学のはじまりとざっくりとした身体の捉え方でした!


それではまた、のんびり鍼灸についてご紹介して行けたらと思います!


今日は雨が降って寒いのでお身体冷やさないようにしてくださいね。


(画像は江戸時代の五臓六腑で飲食養生を説明している図だそうです。)




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